〇碧い翔け橋の活動(障害者文化芸術活動支援)について

令和5年度の活動は終了しました。ご参加、ご協力ありがとうございました!

9月9日(土)ワークショップ参加者は約35名、10月19日(木)~23日(月)展示来場者は136名でした。

小林研究室では官学連携活動として、静岡県障害者芸術文化活動支援センター みらーと、と連携した活動を行っています。障害者アート活動はデザイン学部と文化政策学部を持つ本学の特徴を生かした活動であり、地域連携演習としても実施されています。本学学生が地域の福祉的課題の解決に貢献することを目指した「碧い翔け橋」となることを標榜した活動として毎年実施されています。

碧い翔け橋とは

2022年度、障害を持つ方々が制作した絵画作品等を展示する「風を創るひとたち展」を静岡文化芸術大学で開催するにあたり「碧い翔け橋」という副題をつけました。碧(あお)をスクールカラーに持つ本学の学生が、障害を持つ方々が社会と広くつながるための一助になる、という思いを込めたもので、この思いは今年度も変わらず掲げていきます。また風を創る、風を受けて羽ばたく、というイメージから翔(かける)という字を用いています。

2023年度 ”華を結うひとたち展’’

「華を結うひとたち展~碧い翔け橋 2023 ~」は学生らが障害のある方々と一般の方々をつなぐ「翔け橋」の役割を担う活動と して実施されています。今年は静岡県が「東アジア文化都市」に指定されたことから、障害を持つ方の創作活動と発表の機会の 創出のみならず、東アジアの多様な文化の国際発信力強化を図ることも目指す活動となりました。東アジア文化都市のロゴマークが「日本・中国・韓国を示す3本の紐で富士山のかたちを結っている」ように、「結う」ことは日本が誇る文化であり、障害や 国境を越え人々が互いにつながりあう可能性を示しています。 季節ごとの美しい「華を結う」をテーマに、障害のある方々と学生が共に製作した手形アートの作品を展示しています。

なぜ手形アート?

わたしたちの手は、一人ひとり形も大きさも異なります。自分にしか作ることができない手形アートの楽しさを感じることによって、自分自身の大切や尊さを改めて感じられる機会になってほしいという願いを込めて企画いたしました。また、今回のテーマでもある「結う」とわたしたちの「手」からは、「大切な手と手を取り合い、明るい未来へ繋げていこう」という意味も込められています。

ワークショップ当日の記録です。こちらの映像は「華を結うひとたち展」内でもご覧いただけます。

2022年度 ’’風を創るひとたち展’’

ワークショップ当日の様子をご覧ください。